断捨離は、物理的な空間を整理するだけでなく、心の整理にもつながる重要なプロセスです。
なぜかわけも分からなくモヤモヤするとき…物理的に部屋の掃除をしてみることでスッキリすることがあります。
また、中年期以降(30代後半~)の方々は特にご自分やご両親、ご親戚の終活のことも少しずつ考えたいところです。ペットを飼われている方にとっては、余計なモノを減らすことで誤飲を防ぐこともできます。
時間のあるときに少しずつ片付けていくことで、後々必ずやってくる介護問題や防災への対策にもなります。
2024.11月以降、本格的に風の時代に入りますが、風の時代は身軽でいることがいいと言われていますね。
それでは以下に、断捨離のコツを詳しく説明します。

牡牛座の私はついついモノを集めがちです😅
なのですが、今後のことも考えて思いきって断捨離を進めていこうと思っています!🔥😂
先日、TVで断捨離の番組を観ていたのですが、そこでアドバイザーの方が言われていた言葉が印象的でした。
「断捨離は3歩進んで2歩下がる。思うように進まないながらも毎日少しずつ捨てることで身軽になれます。」とのことでした。
私も毎日、少しずつ片付ける時間を設けようと思っています。


モノの減らし方のステップ
① 現状を知る
まずはどうして部屋が散らかるのか、モノが増えるのか原因を探り、どんな部屋にしたいのか考えます。
② 整理、断捨離
「いる」「いらない」を自分軸で判断し、不要なものは捨てます。
③ 収納
使いやすい場所を考えて収納します。収納場所や収納方法が合っていないと、すぐにリバウンドしてしまうのでよく考えることが大事です。
④ インテリア
残ったモノを収納した後、インテリアとして見せたいものは何か考えます。



いきなり収納グッズを買うのはやめましょう。
まずは現状を知って⇒断捨離して⇒グッズを買って収納
この順番を守りましょ💡
① 現状を知る
どうしてモノが増えるのか?部屋が散らかるのか?
モノが増えたり、部屋が散らかったりする原因は1つではありません。【人】【場所】【モノ】にそれぞれ原因があり、それらが複合的に合わさっています。
まずは自然と片付く仕組みを作ることが大切です。
【モノ】⇒【場所】⇒【人】の順番で変えていくとうまく断捨離・整理・収納がうまくいきやすいです。



この中で1番難しいのは【人】の性格を変えることです。
そのためまずは【モノ】から見直します。
【モノ】収納しきれないくらい所有している
モノが増えすぎて収納しきれないと散乱してしまいます。考えられる主な原因は
1、適正量以上に持っている
2、在庫量がわからず重複して買いがち、大量にまとめ買い、そのとき安いものをあれこれ買いがち
3、流行に敏感で、目移りして新製品を買ってしまう
などです。
【場所】モノの場所の問題
モノの量が適正であっても散らかってしまうことがあります。例えば…
1、モノの住所を決めていない、床やテーブルの上が定位置
2、モノの住所を決めていても片付けにくい、収納場所が不便
3、家族がモノの場所を知らない
などです。
【人】つい後回ししてしまう
最後は人の問題です。例えば…
1、片付けるのがめんどくさい、「誰かがやるだろう」と思って片付けない
2、忙しくて片付ける時間や余裕がない
3、こだわりが強い(詰め替えてからしまいたいけど詰め替えられる気持ちや時間の余裕がないなど)
などです。
片付ける前に「理想の生活」をイメージしよう!
「理想の生活」や「今の生活の不満な点、困っている点」を書き出してみましょう。そこに近づけるために片付けをすると決めましょう。
勢いだけで捨てないようにしよう
「とにかくたくさん捨てよう」と思って捨てると、量ばかりに目がいって、手放せなかった場合に落ち込んでしまい挫折に繋がります。
また、その時の気分で必要なモノまで捨ててしまうことも。
自分で納得しながら手放すことが大事です。
② 整理、断捨離
出しっぱなしのモノから片付けるとリバウンドしやすい
モノが出しっぱなしになっているのには理由があります。まずは収納できるスペースを作ることが大切です。まずは不要なモノを手放してスペースを作る必要があります。不要なモノを手放したら、出ていたモノを中にしまうようにします。
1. カテゴリーごとに整理する
断捨離を始める際には、まずカテゴリーごとに整理することが効果的です。例えば、服、書類、キッチン用品、雑貨など、同じ種類のモノを一箇所に集めてから整理を始めます。これにより、どれだけのモノを持っているかを把握しやすくなります。
具体的な手順
服: 季節ごとに分け、さらに使用頻度や状態に応じて分類します。
書類: 重要な書類、不要な書類、スキャンしてデジタル化する書類に分けます。
キッチン用品: 使用頻度の高いモノ、低いモノ、壊れているモノに分けます。
2. 「ときめき」基準を使う
モノを手に取って、それが「ときめく」かどうかを基準にして残すか捨てるかを決めます。この方法は、物に対する感情を大切にし、本当に必要なモノだけを残すことができます。
具体的な手順
モノを一つ一つ手に取り、そのモノが自分にとってどれだけ価値があるかを感じ取ります。
「ときめかない」「ストレスを感じる」モノは感謝の気持ちを込めて手放します。
3. 期限を決める
使っていないモノに対して、一定の期限を設け、その期限を過ぎたら処分するようにします。これにより、無駄なモノを溜め込むことを防ぎます。
具体的な手順(4つに分類、9つに分類)
4つに分類してみる
例えば、所有しているモノを4つに分類してみます。
① 週1回以上使う
② 月数回、年数回使う、防災グッズなどの非常用
③ 使っていないのにある(1年に1回も使っていない)
④ 明らかなゴミ
9つに分類してみる
① 明らかなゴミ⇒その場で捨てる
② なんとなくとってあるモノ⇒風景になっていないか?(カタログ、欠けた食器など)
③ 気づいたら増えていたモノ⇒使う頻度に比べて数が多くないか?(文房具、紙袋など)
④ 捨て方がわからないモノ⇒いつまでに捨てるか期限を決める(複合素材のもの、粗大ゴミかまようもの)
⑤ いただきもの⇒くれた人も忘れているかも?使い道がないなら手放す(引き出物、プレゼントなど)
⑥ いつか使うかもしれないモノ⇒いつかっていつ?(痩せたら着るかもしれない服、お菓子の缶など)
⑦ 高かったモノ⇒今使っているか?使いたいか?(ブランド品、家電など)
⑧ 過去の趣味のモノ⇒本当に再開する?したとしてももっと便利なものが出ているかも?(手芸用品など)
⑨ 思い出のモノ⇒今後も増え続けるけどスペースにゆとりはある?(アルバム、子どもや自分の作品など)
例えば、1年間使っていないモノは処分するというルールを設けます。
季節ごとに見直しを行い、不要なモノを整理します。
4. 一度に全部やらない
一度に全部を片付けようとせず、少しずつ進めることでストレスを軽減します。毎日少しずつ進めることで、無理なく断捨離を続けることができます。
集中力が持続するのはせいぜい1~2時間までです。
具体的な手順
毎日15分だけ断捨離の時間を設けます。
週末にまとめて大きなカテゴリーを整理します。
5. 思い出の品は最後に整理する
感情的な価値があるモノは最後に整理することで、効率的に進められます。思い出の品は感情が絡むため、最初に手を付けると進行が遅くなることがあります。
具体的な手順
まずは実用的なモノから整理を始めます。
思い出の品は最後にまとめて整理し、必要なモノだけを残します。
6. 寄付やリサイクルを考える
まだ使えるモノは寄付やリサイクルを考えると、無駄を減らせます。これにより、環境にも優しく、他の人に役立てることができます。
具体的な手順
地元のリサイクルセンターや寄付団体を調べます。
寄付できるモノとリサイクルできるモノを分けて整理します。
7. デジタル化を活用する
書類や写真など、デジタル化できるモノはデジタル化することで物理的なスペースを節約できます。クラウドストレージを活用することで、いつでもどこでもアクセス可能になります。
具体的な手順
スキャナーを使って書類や写真をデジタル化します。
クラウドストレージに保存し、必要な時にアクセスできるようにします。
8. 家族や友人と一緒に行う
断捨離は一人で行うよりも、家族や友人と一緒に行うことで楽しく進めることができます。また、他の人の意見を聞くことで、新たな視点からモノを見直すことができます。
具体的な手順
家族や友人と一緒に断捨離の日を設けます。
互いにアドバイスをし合いながら進めます。
9. 断捨離の目的を明確にする
断捨離を始める前に、その目的を明確にすることが重要です。例えば、もっと広いスペースを作りたい、心の整理をしたい、など具体的な目的を持つことで、モチベーションを保つことができます。
具体的な手順
断捨離の目的を書き出し、見える場所に貼っておきます。
目的を達成するための具体的な目標を設定します。
10. 継続的に見直す
断捨離は一度行っただけでは終わりません。定期的に見直しを行い、常に整理された状態を保つことが大切です。
収納場所はいつも「仮置き」と考え、何度も見直しましょう。
見直しをするタイミングは「部屋が散らかってきたと感じるとき」や「ライフスタイルが変わったとき」です。
生きていれば自然とモノが増えるもの。散らかるのは当たり前なので、必要以上に落ち込まないことが大切です。
具体的な手順
季節ごとに断捨離を行う日を設けます。
定期的にモノの見直しを行い、不要なモノを処分します。
④ インテリア
床に極力モノを置かないようにするだけでもオシャレに見えます。
室内に背の高い家具をなるべく置かないようにしましょう。また置くとしても、壁の色に合うものや抜け感のあるものを選びましょう。
室内に入ったとき、死角になる場所に家具を置き、床を見せるようにすると部屋を広く見せることができます。
また、買い物をするときは「必ず使う」と決めて買いましょう。
まとめ
断捨離は、物理的な空間を整理するだけでなく、心の整理にもつながります。カテゴリーごとに整理し、「ときめき」基準を使い、期限を決めて少しずつ進めることで、無理なく断捨離を進めることができます。また、寄付やリサイクルを考え、デジタル化を活用することで、環境にも優しく、効率的に整理を進めることができます。家族や友人と一緒に行い、断捨離の目的を明確にし、継続的に見直すことで、常に整理された状態を保つことができます。