曖昧な喪失(Ambiguous Loss)とトランスパーソナル心理学について

曖昧な喪失(Ambiguous Loss)とトランスパーソナル心理学は、どちらも人間の心理的な経験や成長に関する重要な概念です。以下に、これらの関連性について詳しく説明します。

しな

私もコロナ禍をきっかけに東京から地元に引っ越した際、曖昧な喪失を体験しました。
当時は自分の身に何が起こっているのかわからず非常に混乱しました。
精神的に辛い状態が続いていたため、どうにかしたいと色々調べまくりました笑

そして、最初にたどり着いたのが占いとスピリチュアル、様々な宗教観や歴史でした。
なのですが、スピリチュアルに偏りすぎるとどうしても現実離れした考えになりすぎるため、心理学も勉強し始めました。

目次

曖昧な喪失とは

曖昧な喪失は、心理学者ポーリン・ボス(Pauline Boss)によって提唱された概念で、喪失が明確に定義されない、または完全に理解されない状況を指します。

具体例としては、行方不明者の家族、認知症患者の家族、離婚や別居、移民や難民、失業、自然災害、健康問題、ペットの喪失、文化的な喪失、社会的な変化などが挙げられます。

しな

コロナ禍を機に地元への引っ越しを決めた私でしたが、愛着のある街や人々とのお別れがこんなに辛いものとは…。
そして入院中だった祖父の家に引っ越し、その直後に祖父が亡くなり…今後の仕事をどうするか、自分やダッチや両親のことも考えつつこれからどう生きていこうか悩みに悩みました。

自分でも意識していない間に、心理学や西洋占星術で言われる「中年の危機」に突入していました😅

トランスパーソナル心理学とは

トランスパーソナル心理学は、1960年代後半に誕生した比較的新しい心理学の一分野で、人間の意識や経験が個人的な自我を超えて拡張する可能性に注目しています。この分野は、人間性心理学や人間潜在能力運動を起源としており、マズローやユングといった心理学者の影響を強く受けています。

しな

人はそれまでの人生で体験したことがないような衝撃的な出来事に遭遇すると、非常に感情が揺れ動きます。
その状態を打破しようとして、占い・宗教観・スピリチュアルを取り入れようとすることがあります。
そうすることで人間としてさらに大きな器を持ち、また新しい人生を歩んでいきます。

曖昧な喪失とトランスパーソナル心理学の関連性

曖昧な喪失とトランスパーソナル心理学は、以下の点で関連性があります。

1. 意識の拡張と自己超越

曖昧な喪失は、個人のアイデンティティや役割を脅かすため、自己認識や自己価値感に大きな影響を与えます。トランスパーソナル心理学は、個人の自我を超えた意識状態や経験を重視し、自己超越の可能性を探求します。曖昧な喪失を経験することで、個人は自己超越の段階に進む可能性があります。

2. スピリチュアルな体験と変性意識状態

曖昧な喪失は、個人に深い感情的な痛みや混乱を引き起こすことがありますが、これがスピリチュアルな体験や変性意識状態を引き起こすこともあります。トランスパーソナル心理学は、これらの体験を成長や変容の機会として捉え、治療的な価値を持つ可能性があると考えます。

しな

現在は、海王星や土星が魚座に滞在中です。
魚座はスピリチュアルな星座です。
また土星は曖昧なものを目に見える形にしていく性質があります。
そのためシンクロニシティや不思議体験をする方が増えていると思われます。
ツインレイやソウルメイトに出会う方も以前より増えていると思います。
冥王星もこれから山羊座→水瓶座→魚座と移動するため、精神的な成長を求める方がどんどん増えていくでしょう。

3. 人生の意味と目的の探求

曖昧な喪失は、個人にとって人生の意味や目的を再評価する機会を提供します。トランスパーソナル心理学は、人生の意味や目的の探求を重要なテーマとし、個人がより充実した人生を送るためのヒントを提供します。

しな

私も以前よりは自分の進む方向が見えてきました。
ですが、人生の意味や目的はきっとこの世を離れるときに最終的にわかるような気がしていますのでまだまだ探求は続きますね♪

4. ホリスティックなアプローチ

トランスパーソナル心理学は、ホリスティック(全体論的)なアプローチを採用し、人間の心や意識をより広い視点から捉えようとします。曖昧な喪失も、個人の心理的、感情的、社会的な側面を総合的に理解する必要があります。

曖昧な喪失への対処法とトランスパーソナル心理学の応用

曖昧な喪失に対処するためには、以下のような方法があります。

感情の表現: 感情を抑え込まず、適切な方法で表現することが重要です。カウンセリングやサポートグループに参加することで、感情を共有し、理解を得ることができます。

現実の受け入れ: 曖昧な喪失を完全に解決することは難しいため、現実を受け入れることが重要です。受け入れることで、前向きに進むことができます。

新しい意味の発見: 喪失の中で新しい意味や価値を見つけることが、回復の一助となります。例えば、新しい趣味や活動を見つけることで、自己価値感を高めることができます。

サポートシステムの活用: 家族や友人、専門家のサポートを受けることで、感情的な負担を軽減することができます。

しな

私もこの数年、やってみたいと思うことをひたすらやりました。
そうすることで仕事中心の毎日だった頃には考えもしなかった新しい気づきを得ることができました。
この気づきを今後の人生にも繋げていきたいです♪

トランスパーソナル心理学の視点からは、以下のようなアプローチが有効です。

マインドフルネスと瞑想: マインドフルネスや瞑想の実践は、自己超越や意識の拡張を促進し、曖昧な喪失に対する感情的な負担を軽減するのに役立ちます。

スピリチュアルな体験の探求: スピリチュアルな体験や変性意識状態を通じて、人生の意味や目的を再評価し、新しい視点を得ることができます。

ホリスティックなアプローチ: 心理的、感情的、社会的な側面を総合的に理解し、個人の成長や変容を支援することが重要です。

まとめ

曖昧な喪失とトランスパーソナル心理学は、どちらも人間の心理的な経験や成長に関する重要な概念です。曖昧な喪失を経験することで、個人は自己超越や意識の拡張を経験し、人生の意味や目的を再評価する機会を得ることができます。

トランスパーソナル心理学の視点を取り入れることで、曖昧な喪失に対する対処法をより効果的に実践することができるでしょう。

しな

トランスパーソナル心理学についてはまだまだ勉強中ですので、また新しことを学んだらその都度今後この記事にも反映させていこうと思っています。

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