犬と気象病について

しな

ダッチ?今日は元気なさそうだね?体調悪い?

ダッチ

うん…なんか動きたくないんだよね…。食欲もないし…。

このところ台風10号(サンサン)が日本列島に影響を与えていますね。全国的に荒れ模様で、交通機関なども運休となり輸送・郵送などにも影響が出ています。停電などが起こっている地域もありますね。

ダッチは朝からなんとなく元気がないようで、いつもならお散歩にも自ら行こうとするのですが、今日はどうも乗り気でないようです。午前中もいつもより寝ていました。

人間も低気圧になるとなんとなくだるくなったり元気がなくなったりするように、ワンちゃんも低気圧の影響を受けます。

このように天候や気圧の変化によって体調が左右されることを気象病といいます。

今回の記事では気象病についてまとめてみました。

目次

気象病とは

気象病とは、天候や気圧の変化によって体調が悪化する症状のことを指します。

人間だけでなく、犬も気象病の影響を受けることがあります。

特に気圧の変化が大きな要因となり、内耳にある気圧の変化を察知する器官が自律神経に影響を与えることで、体調不良が引き起こされます。

雨の日や梅雨、秋雨の時期、台風、太陽フレアが起こったときなどには、気圧の変動が原因で症状が悪化することがありますので気をつけましょう。

しな

ダッチは12歳を超えてからよく下痢を起こしやすくなりました。

特に雨の日や太陽フレアが発生したタイミング、新月・満月など天体の動きの影響が強いときなどに症状が出やすいです。

シニア犬や子犬は、おそらく人間の場合と同じで周りの環境の変化によって体調変化が起こりやすいのだと思います。

またこちらの記事もご参考にしてみてください。

「東洋医学からみる月の満ち欠けと体調の関係」ウェザーニュース

気象病の症状

犬が気象病にかかると、以下のような症状が現れることがあります:

眠っている時間が増える

普段は活動している時間帯にずっと眠るようになります。

暗い場所や狭い場所に入って出てこない

ケージやクレートなどに引きこもることがあります。

食欲がない・軟便・下痢:

ご飯を食べなかったり、食べても残したりします。また、消化不良を起こしやすく便が柔らかくなったり、下痢を引き起こすことがあります。

不安そうで落ち着きがない

震えたり、攻撃的な行動を見せることがあります。

普段より甘えるようになる

飼い主に対して甘えん坊になることがあります。

持病の症状が悪化する

てんかん、脳腫瘍、脳炎、水頭症、関節炎などの持病が悪化することがあります。

気象病の対処法

気象病の対処法としては、以下のような方法があります:

気象情報のチェック

スマホのアプリやウェブサイトで気圧情報を確認し、気圧の変化が予測されるタイミングを把握します。

気圧が急激に下がる時や、台風が接近する時など、愛犬が影響を受けやすいタイミングを知ることが重要です。

環境の整備

室内の温度と湿度を適切に保つことで、愛犬が快適に過ごせる環境を作ります。

刺激の少ない環境を整え、ストレスを軽減させることが大切です。

しな

雨の日は室内の温度も下がるのでエアコンの温度には気をつけましょう。お腹の調子を崩しやすくなるので服を着せてあげたり、タオルなどを用意してあげるのもいいですね。

食事の管理

消化の良い食事を与えることで、体調を整えやすくします。

食欲がない場合は、無理に食べさせず、様子を見ながら対応します。

しな

今日はダッチの食欲を見ながら少量ずつごはんを与えてみました。ごはんを温めてあげたり、ご家族の手から直接与えてあげると食べることがあります。

持病の管理

持病がある場合は、かかりつけの獣医師と相談し、必要に応じて薬の量を調整します。

発作が起きやすい場合は、事前に薬を飲ませることで症状を抑えることができます。

愛犬の様子を観察

愛犬の体調や行動をよく観察し、気象の変化に連動しているかを記録します。

体調が悪化するタイミングを把握し、適切な対処を行います。

しな

ダッチは11歳後半を迎えたあたりから、季節の変わり目や雨が降るときなどに少しお腹の調子が悪くなったりすることが増えました。
下痢気味になることが多いので、ごはんに少しだけサツマイモなどを混ぜてあげたりするとうんちが程よい固さになったりします。

リラックスさせる

ドッグマッサージやツボ押しなどでリラックスさせることも効果的です。

愛犬が嫌がらない範囲で行い、ストレスを軽減させます。

しな

ダッチの元気がなさそうな時はなるべく側にいる時間を増やしてあげます。この記事もときどき片手でダッチを撫でながら書いています笑

まとめ

気象病は天候や気圧の変化によって引き起こされるため、完全に防ぐことは難しいですが、ワンちゃんの様子をよく観察し、適切な対処を行うことで症状を軽減させることができます。

しな

ご家族のできる範囲でワンちゃんの様子を気にかけてあげたいものですね。

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