今回の記事ではスピリチュアルや占いに対する私の考えや近年、欧米諸国で浸透しつつある「宗教に縛られないスピリチュアル」についてご紹介します。
心理学には「悲嘆(グリーフ)」という考え方があります。
人は人生の中で非常に愛着のある人やペット、ものや事柄との別れを体験すると「悲嘆」の状態に陥ることがあります。
そのときに宗教や占い、スピリチュアルにご興味を持つ方がいらっしゃいます。
ご自身で時間をかけて色々学びながらお気持ちの整理をつけていき、やがてそれまでの自分とは違う価値観を持ちながら、新しい人生を歩み始めるという一連のプロセスを経ていきます。
これには個人差がありますので、悲嘆を体験された皆さまが必ず通るプロセスというわけではありません。

世の中には色々な考え方を持つ方がいますので、宗教や占い、スピリチュアルに否定的な方もいらっしゃいます。
ですが、心理学的にはご興味が出ることも自然の流れであり、何もおかしなことではないと私は考えています。
どんな信念を持つことも個人の自由だと思うのです。
実際、衝撃的な別れを体験した後、何かしらの信念に基づいてお別れの儀式などをご自身で行ったほうがしっかり別れとの区切りがつきます。
その結果、ゆくゆくは身体的・精神的症状が軽減されるとも言われております。
ただ、世の中にはさまざまな団体がいたり、ちょっと法律的・道徳的にいかがなものかと思うような活動を行っている人達がいるのも事実です。
その人達に変わってほしいと期待してもすぐに変わってもらえるわけではないですし、大抵の場合難しいと思います。
なので、そのような状況に巻き込まれないようにするには、やはり自身の判断力や情報収集能力を上げていくほかないのかなぁと思います。
特定の情報だけに惑わされず、多方面の情報を照らし合わせて、ご自身で何年も何年も時間をかけながら探究するのが本来のスピリチュアルなのではと考えております。

見えない世界のあれこれに対する私の考え

ここはあくまでも私の考えですのでご興味ない方は飛ばしてください。
宗教やスピリチュアルに対しての私の考え
突然ですが、皆さまは見えない世界のことを信じていますか?
私は、科学で証明されていない見えない世界はまだまだあるんだろうなぁと思っています。
ですが、特に特定の宗教やスピリチュアルの教えを信じているというわけでもないのです。
コロナ禍になり東京から地元に戻ってきて時間が増えたものの、なぜかこれまでやってきた仕事を続けていく気にもなれませんでした。
そこで、それまでまったく興味のなかった占いやスピリチュアルの勉強を始めてみたのですが…。
元々リケジョの私にはすんなりと受け入れられない部分もありました…苦笑
理解できる部分ももちろんあります。ですが、ちょっとそれは…今の時代には合わないのでは?と思う部分もありました。
他の方が信じていることを否定しているわけではないのです。
私は、みんな好きなことをそれぞれ信じていればいいと思うタイプです。
ただ…ある宗教やスピリチュアルの教えを信じていると公表すると、だいたい別方面から反対意見が出てきたりします。
やがては喧嘩や宗教戦争にまで発展したりすることも…(今も起こっていますよね?)
私は争いごとが好きではないため、あまり特定の宗教の教えを信じすぎないようにしている…ともいえるかもしれません。
人間の本質に近いことを扱う分野であり、非常にプライベートな体験を伴うため、他の方と意見をすり合わせようとしても難しいのだなと思います。
そのため、このブログでもあまり特定のスピリチュアルの教えなどはご紹介しておりません。
自身の体験に基づいて、この内容を知っておくと生きるのに便利だなと思えるものだけご紹介しています。
ですが皆さまにも当てはまるとはかぎりません。ご自身で情報を取捨選択してください。
私はおそらくSBNRなのだなと思います。
ですが、私は普段、座禅しながらの瞑想を行ったり(瞑想は苦手です笑)ヨガを行ったりはしません。
食事でもお肉を食べますし、お菓子や砂糖、小麦を食べることもあります。コーヒーも好きです。食品添加物に対しても完全に摂らないというスタンスはとってないです。(そろそろ少し量を減らさないとなぁ…とは思っています笑)
人間や動物の健康は、食べ物だけで維持されているわけではなく、色々な側面が複合的に混ざりあって維持されています。
食事や肉体的な健康に普段とても気を使っているのにそれでも病気になる方がいるのはそのためです。
私は輪廻転生はあると思っています。それに不思議なシンクロニシティや霊的な体験も実際、私自身が体験したことがあるので信じています。
ダッチが亡くなってから虹の橋に向かうということも、そして意外と早く転生して戻ってくるということも信じています。
(動物の転生は人間よりも早く、本当に早い場合は数時間でまた地上に魂が戻ってくると言われている方もいます。私はこの考え方が好きです。必要以上に悲しみ続けることがなくなり、ペットロス症候群を軽くしてくれると思っています。)
本当にそのようなことがあるかどうか、正しいかということを議論する意味はあまりなく、ある信念を信じることでその方の人生が幸せになるのならそれでいいのです。
逆にある信念について議論し、口論や喧嘩になったり、宗教戦争にまで陥るとなると幸せからは少し遠ざかってしまう気がします。
心理学や占いに対する私の考え
心理学は、主に人間の心やそれに伴う行動の傾向を科学の力である程度見える化している分野なので、勉強していてなるほどなぁと思う部分が多いです。
また西洋占星術をはじめとする各種占いも、数千年の歴史がある統計学と言われているだけあって、詳しく勉強すると当たっているなぁと思う部分がたくさんあります。
もちろん統計学なので外れることもあります。
それは占いだけでなく、医学や心理学などでも言えることですね。ある程度の傾向が実験などで公に認められていても、そこから外れる方は少なからず出てくるのです。
占いは、その方の生年月日や出生時間を用いたり、特定の日時を指定しながら「将来、このようになる傾向が強いよ?」ということを教えてくれるものです。
また、ある人の性格なども教えてくれます。
統計学なので、あくまでも傾向を伝えてくれるもので、必ずそうなるというわけではないのです。
占いの内容をあらかじめ知って、気をつけながら生活をしていれば、必ずしも占い通りに未来が進むとはかぎりません。未来は意外と簡単に変わります。
ですが、意識せずに日々を過ごしていると、実は占い通りに事が進んでいた…なんてことが多々あります笑
(自身のこれまでの人生の出来事と占いを詳しく見比べていくと本当にビックリします笑)
占いで見る人の性格についても、すべてが占い通りというわけではありません。
ですが、ある程度のその方の性格の傾向がわかるので参考にはできます。
日本ではあまり知られていませんが、占星術の本場であるイギリスやアメリカ、インドでは占星術の大学や大学院があったりします。
占いから得られる情報もうまく活用すれば、自分自身を詳しく知る手助けとなり、人生をより良い方向に近づけていくことができるなぁと感じています。
世の中には占いやスピリチュアルを否定する方も多いとは存じておりますが、両方とも情報のひとつとして取り扱えばいいのになぁ…なんて思ったりします。
実は、その方が占いやスピリチュアルにどれくらい興味を持つのかも占いで詳しく見ていくとある程度わかります。
これも占い・スピリチュアル業界あるあるですが…幼少期などに機能不全家庭などの状況に巻き込まれた方のホロスコープや命式を拝見すると、人生のいずれかの段階で占いやスピリチュアル方面に進む流れになっていたりします。
(このあたりのことはまた別記事で詳しくご紹介させていただきますね。)
天体からの情報は、私からすると天気予報と同じような感じで受け取っています。
天気予報だって時に外れることもありますよね? だけど毎日なんだかんだ確認しますよね?
あらかじめ雨が降るとわかっていれば傘を持って外出される方がほとんどだと思います。(海外では違うかもだけれど笑)
そうすることでずぶ濡れになる、風邪を引くなどの最悪の状況から免れるかもしれない。
占いの場合も天気予報と同じで、未来は大体こうなる傾向だよ?でも注意しながら行動していればその通りにはならないかもしれないよ?
さぁどうする? 参考にするかしないかは、貴方次第!笑
と、天体から伝えられているのかなぁ…なんて思ったりします笑
私は以前、医療従事者として病院で働いておりました。
新月や満月のときに病院での夜勤や救急日が重なると事故や出産が増えたりするため、天体の動きと人間の心や行動には何かしらの関連があるんだなぁと経験則から知っています。
また女性には生理があるので、月の動きと自身の心の移り変わりや行動に関連があるとなんとなくわかっている方が多いのではないでしょうか?
私は、おそらく天体の重力が人間の体内の水分に影響を与えているのだろうなぁと思っています。
身体の臓器に圧がかかれば臓器の動きにも影響が出ます。当然、脳にも影響が出ます。
脳は身体へ電気信号を送る司令塔ですから、圧 ≒ ストレスを加えられると、そりゃあ普段の行動とは違う行動を取りがちになるよなぁと思うのです。
なので、もし占星術にご興味をもたれた方がいましたら、ぜひご自身で学んでみることをオススメします。
占星術をはじめとする占いは、できればご自身で自らのこれまでの人生と細かく照らし合わせながら学んでいくのが一番いいと思います。
とても時間と労力がかかる作業のため、全てを占い師さんに頼ってしまうとお金もかかります。
ご自身でも勉強しつつ、どうしてもひとりで悩みを解決するのが難しいときに占い師を頼る、もしくはカウンセラーを頼るのがいいかと思います。
そうすることで過度に依存してしまうことも防げますし、自立心も鍛えられます。
話が逸れましたが、最近海外では私のように特定の宗教の教えにこだわらず、見えない世界のことを信じている方々が増えてきているようなのです。
以下に詳しくまとめてみました。


SBNRとは?(Spiritual But Not Religious)
SBNR(Spiritual But Not Religious)は、「無宗教型スピリチュアル」の略称です。
これは、特定の宗教を信仰していないが、精神的な豊かさやスピリチュアルな価値を求める人々を指します。
この概念は、組織化された宗教を唯一または最も価値のある手段と見なさない人々によって広く使用されています。
近年、特に欧米諸国で注目されている概念です。
SBNRの背景
宗教離れとスピリチュアルの台頭
現代社会では、伝統的な宗教から離れる人々が増えています。
その一方で、精神的な豊かさや内面的な成長を求める動きが強まっています。
これがSBNRの背景にあります。
アメリカにおけるSBNR
アメリカでは、全人口の約24%がSBNRに該当するとされています。
この層は、特定の宗教に縛られず、自分自身のスピリチュアルな道を探求することを重視しています。
社会文化的な影響
脱組織化 : SBNRの増加は、社会の脱組織化や個人化、グローバル化と関連しています。
世代の変化 : 若年層の間で宗教組織に属さない個人が増えており、特にX世代(1965年 – 1980年生まれ)とY世代(1990年 – 1994年生まれ)で顕著です。
SBNRの特徴
精神的な豊かさの追求(個人主義)
SBNRの人々は、個人の霊的成長を重視し、組織化された宗教の教義や儀式に縛られないことを好みます。また物質的な豊かさよりも精神的な豊かさを重視します。
彼らは、心・身体・精神(魂)の健康を重要視し内面的な成長を追求します。
瞑想やマインドフルネス、ヨガなどを取り入れる方もいらっしゃいます。
多様なスピリチュアルな実践(多様性)
SBNRの人々は、特定の宗教に縛られず、さまざまなスピリチュアルな実践や信念を取り入れます。
例えば、仏教の瞑想やヒンドゥー教のヨガ、キリスト教の祈りなどを組み合わせることがあります。
日本におけるSBNR
日本文化との親和性
日本では、SBNRの概念がまだ広く知られていませんが、その価値観は日本の伝統的な精神文化と親和性が高いとされています。例えば、禅やマインドフルネス、精進料理などです。
まとめ
SBNR(Spiritual But Not Religious)とは、「無宗教型スピリチュアル」の略称です。
特定の宗教に縛られず、精神的な豊かさを追求する新しい価値観です。
今回の記事では、私のスピリチュアルや占いに対しての考えをお伝えさせていただきました。
あくまでも私の考えにすぎないので、ご参考程度にとどめていただき、基本はご自身のお考えに基づいて情報を取捨選択されてください。

